W124 300E編

全塗装!

片側2車線道路を走行していたときの事だったが、信号待ちをしていた時、W124がトラックに擦られてしまった!
擦られた箇所は、右リアフェンダー側のテールランプの下側。
傷の長さは30センチくらいで、3本ほどの傷がついてしまった!
こちらは停車中だったので、当然ながら100対0で全面的にトラックのミスである。

トラックの運転手は、左側を良く見ていなかったと不注意を認め平謝りで、保険で直しますと言ってきた。
一応、事故証明をとり、いつも使っている修理工場へ即納車した。

翌日、先方が加入している保険会社の事故担当者より携帯に連絡があった。
運転手から、こちらの車種や事故の状況は聞いていたようだが、電話をしてきた保険会社の担当者が最悪で、非常に生意気な奴だった!
普通は、「この度は、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」くらい言ってくるものだが、この男はいきなり「修理工場を教えて欲しい?」 「ベンツは何年式なのか?」 「今回はこちら側の過失なので修理代金はお支払いするが、修理完了時に直ぐ示談と言う事でよろしいか?」 と一方的に聞いてくる!
91年式の車だと思ってナメテルのか!?

ま、向こうも仕事なので、いろいろ聞きたい気持ちは分からんでもないが、声がでかくてデリカシーが無いような男だ!
カチンときたので工場の電話番号だけ教え、まだ向こうがしゃべっている最中に電話を切ってやった!

124は、フロントバンパーは割れてヒビが入っており、塗装は日焼けや鉄粉・水垢、更にはいたる所が傷だらけで、筆者も今回擦られた箇所だけピカピカになっても、その他の箇所のボロボロ塗装がかえって目立つだけなので、修理に関してはどうでも良いかな!って思っていた。
それに、トラックの運転手も良い奴だったし・・・。

だが、このバカな保険担当者のおかげで、当初は小傷ペイントくらいでも良いと思っていた筆者の考えが一変した! しっかり塗装してもらう事に考え直した!
「完璧に塗装して、ピカピカに仕上げてくれ!」と直ぐに工場に電話して、塗装見積もりを出してもらった。 見積もりはレンタカー代を含めて30万くらいであった!
まあ、たいした傷ではないので、こんなものかな!

期間は1週間と言われたので、1週間後に工場に124を引き取りに行った。
そして、124を見てビックリ!!

うぅ、後ろだけがピカピカで、いかにもここだけ塗装しました!と言っているような感じになってしまった!
コレでは、さすがの筆者も乗っていて恥ずかしいぞ!
塗った箇所とそうでない箇所をもう少しうまくボカシながら、やり直してもらう事になった!

そして更に1週間後、再び車を見に行くがうまく塗装をボヤかす事は出来なかったようだ! 車の前と後ろの色が違う! 二個一のようになってしまった!
もともとの塗装が死んでいるので、新たに塗るとどうしてもこのようになってしまうのだろう!

こうなったら仕方が無い!
割れているフロントバンパー等も新品に交換して、全塗装するしかない!

来週、新車の輝きによみがえって124が戻ってくる!

我が124もここまでになったか!!









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