ボルボ編

プロテクションフィルムの施工!

2017年11月


ボルボの全塗装と一部修復が終了して、ガラスコーティングを施工して、今はピカピカのボルボ850R。
やはり、綺麗な車に乗るのは気持ちが良い!

この綺麗な塗装を飛び石等から守るべく、プロテクションフィルムと言う物をボルボに施工する事を考えた!
プロテクションフィルムと言う言葉は少し聞きなれないとは思うが、ようは、透明なラップで車を保護するフィルムの事だ。


英国ツーリングカー選手権・BTCCで、「フライングブリック(空飛ぶレンガ)」の再来と言われたVOLVO850に憧れて、スパルタンでワイルドにと思っていろいろ弄ってきた当時と、ずいぶん方向性が変わってきてしまった!






プロテクションフィルムには高級タイプと通常タイプがある。

フィルムは幅が1mのロールになっており、1uごとの切り売り!

価格は、高級タイプが1uあたり2万円で、通常タイプが1uあたり5千円!
4倍の価格差がある!

1u2万円は高いので、5千円のシートにしようと思ったが、一応、違いを確認したいと思って比べてみる事にした。
シートを見ただけでは、その違いは判らないが、両方を実際に貼って見比べてみると透明度が違う!

左側が通常タイプ  右側が高級タイプ







高級タイプを車全体に貼るとなると、多めにフィルムを購入しないとならないので、シート代だけで20万円以上してしまう!
それプラス、施工代金がかかる!! 施工代金も同額位は確実にかかるようだ!

どんな車がこのフィルムを貼るのかと聞いてみた。
主にフェラーリやランボルギーニなどが多いそうだ!

数千万円の車を購入する人は、50万円位の金額は高いとは思わないそうだ!
それよりも、オリジナルの塗装を保護する為の金額としては、安いと思うらしい!

でも、このフィルムの耐久年数は、乗り方にもよるが通常は2〜3年、ガレージ保管で雨の日や真夏には乗らない場合でも5年は無理かな!? ってところらしい!!

多くの車は、車体全体に貼るのではなく、傷がつきやすい個所のみに施工するらしい。
筆者も、物は試しと考えて、部分施工にしてみた。

@ドアノブの裏側(ドアを開ける時に爪で引っかくので、結構傷がつくんだよね!)
Aドアミラー
Bリアバンパー下部
Cリアフェンダーの一部
の4カ所のみをお願いしてみた。





ドアノブの裏側の施工。
あらかじめ、ドアノブ裏側のヘコみ部分の形状にフィルムをカットしておく。
プロテクションフィルムは2面になっており、糊面のフィルムを剥がして高温蒸気を吹き付けながらフィルムを柔らかくしてから貼る。
貼る面が平らなら簡単だが、曲面は空気を入れないように、シワが出来ないように等、なかなか難しい施工のようだ!
 



何度も蒸気でフィルムを柔らかくしながら、引っ張り伸ばしていく。
 





ドアミラーは飛び石で、フロントバンパーの次位に傷がつきやすい部分だ!

プロテクションフィルムを大きめにカットして、全体にかぶせる。





高温蒸気でフィルムを柔らかくする。
 




柔らかくなったところで、引っ張りながら貼り伸ばしていく。
 




綺麗に貼り伸ばした後、余分な部分のカット。






リアバンパーの下部。 ここもタイヤで踏んだ小石等を跳ね上げて傷がつきやすい部分。





しっかり、丁寧に貼って行きます。





一瞬見ただけでは、貼っているのが分からない!





よーく見ると、プロテクションフィルムが貼ってあるのが分かるが、見ようとしないと見えないのが良い!









リアフェンダー部分。 貼ってあるのがわかるかなぁ〜!





近寄って、見ようとすればわかる程度!






フロントのバンパー部分も貼りたかったけど、飛び石にどの程度耐えられるのかわからない!
もちろん、飛び石の大きさや、車速にもよるとは思うが・・・。

しばらくの間は、空飛ぶレンガの事は忘れるようにしよう!・・・ と思う!






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