W124 300E編

ブレーキフルードの交換
2019年2月


整備記録を見てみたら、ブレーキフルードの交換を2年ほどしていなかった!
これはまずい!  と言う事で、早速交換作業を行った。

交換作業は簡単だが、始めるまでの準備が少し面倒!

車をジャッキアップして、タイヤをすべて外す。





ブレーキフルードは、300EにはMOTUL RBF600 を入れている。





一人で作業を行うので、ブレーキフルードブリーダーを使用。

先ずはクランプ付きのフィラーにフルードを入れて、ブレーキフルードタンクにセット。





作業はフルードタンクから一番遠い左後輪側から行う。
ブリーダーにコンプレッサーをつないで、ブリーダープラグにセット。
9mmレンチでブリーダープラグを緩めながら、作業開始。





後はコンプレッサーの負圧で、ブリーダーが古くなったブレーキフルードを自動で吸い出してくれる。






ブリーダーが勝手に作業してくれている間に、ブレーキパッドの残量やローターの減り具合をチェック。









このフルードタンクから一番遠い場所にあるキャリパーから、一番多くフルードを抜くようにする。





続いて右側後輪のキャリパーへ。





同じ作業の繰り返し。






パッド、ローターの点検。
 




続いて左前輪側のフルードを抜く。
しかし、ここで問題が発生!
ブリーダープラグのキャップが無くなっていた!
キャップはまだ新しく、走行中に外れて飛んで行く様な物ではない!
以前、別件で工場に預けた際に、ついでにフルード交換をお願いしたあの工場だな!? 多分!?

嫌な予感がしたが、そのまま作業を続けてみると、ブリーダーでフルードを吸おうとしてもフルードが出てこない!
ブリーダープラグを9mmレンチで更に緩めても、まったくフルードが出てこない!
プラグのキャップが無くなっていたので、こりゃー、完全にゴミなどがブリーダープラグを詰まらせているぞ!





こう言う時は、ブリーダープラグを少し緩めて、ブレーキペダルを踏み込む!
そうすればゴミなどがフルードと一緒に吐き出されるはず。
ブレーキペダルを踏んだ後、キャリパーを見たらフルードが飛び出た跡が・・・。
これで問題解決のはずだ!。  作業続行する。





勢い良く古いブレーキフルードが吸い出されてきた!
前輪側はフルードの出かたも勢いがある。


4ヶ所全て作業を終えて、吸いだしたフルードを見たら、かなり汚れて黒ずんでいた!
やはり、1年に一回はブレーキフルードは交換しておかないとね。
反省。






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