W124 300E編

W124 300Eのメッキモールを磨いてみた!

W124のメッキモールがかなり腐食して白くぼやけており、非常に見栄えが悪い。

街で見かける殆どの124は、ドアモールやルーフレールが白くぼやけてしまっている。

 

先般、この300Eに全塗装を行い、ボディーはとてもきれいになったのだが、どうもメッキモールのクスミがいただけない!

製造から16年の歳月が経っているのだが、エンジンは絶好調でありボディー剛性もまったく問題がない!

いまだに200k以上のスピードで走る事ができる!

国産車なら、マニアックな車でなければ16年も経てば、大概は廃車になっているだろう。

まあ、ここまでにはかなりのメンテ費用もつぎ込んでいるのだが・・・

古い車だからこそ、きれいにして乗りたいものだ。

 

前々からこのメッキモールを何とかしたいと思っており、いくつかのケミカル剤を使って磨いてみたのだが、効果は殆どなかった。

新品のモールに交換したら、20〜30万円かかってしまう!

そんな勇気は筆者には無い!

一時はボディーと同色に塗でもしてしまおうかとも考えたが、今回こんなケミカル剤が売っていたのでダメもとで購入してみた。

 

ライニガーと言うケミカル剤だ。 40gで車1台から2台磨けるらしい。

専用のウェスが付いているのだが、これは多分ジーパンの切れ端だと思う!  間違いない!

 

値段は3,500円するのだが、これできれいになるのであれば安いものである。

早速、作業にとりかかってみた。

 

販売店のHPを見ると、このケミカル剤で磨けばこれくらいの差がでるらしい!

 

つい期待してしまう!

ボディーの塗装に傷が付かないようにマスキングをして、15センチくらいずつ磨くのがコツらしいが、結構な力を使うため指先が疲れる!

 

で、磨いた結果がこういう状態だ!

                          Before                                       After

 

 

画像で見ると、たしかに輝いてきれいになっている!

だが、実際にはこんな状態だ!

 

ピカピカに輝くような状態ではなく、白くぼやけた箇所の色が濃くなったような感じとでも表現したほうが良いのかも・・・。

 

写真の撮り方によって、見栄えはまったく違ってくる!

撮り方というよりも、光の当て方と言ったほうが正解かもしれない!

 

たとえば、こんな感じで撮れば・・・こうなる!

 

もっと極端に光を使えば・・・こうなる!

 

それでは、このケミカル剤は効果が無かったのかといえば、答えは効果があったと言うべきだろう!

これだけ腐食が進んでいたメッキモールが、こんな状態まで回復できるのであれば問題ない!

 

効果は、車両の保管状態にもよるが3ヶ月ほどらしい。

今回は、マスキングを含めて、全部磨くのに3時間ほどかかってしまった。

次回も同じ時間がかかるのであれば作業をする気力が出るかは不明だが、今回、頑張ってかなりの腐食を落としたので、今度作業を行う時にはおそらく半分くらいの時間で終了できると思う!





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