【SL7.2 VS ASTON MARTIN DB9】

2017年8月

 8月なのに梅雨の様な天気が毎日続いている!

こうなると、肌には悪いが夏の強い紫外線を浴びたくなる!

以前、足回りや新マフラー、ブレーキテストを兼ねて伊豆にドライブに行ったが、それ以来SLをおもいっきり走らせていない。

小雨だったが、高速を少し流して軽いドライブに出かけてみた。

所々、道路も乾いているので、気持ちよくSLを走らせていると、かなり前方だが爆音を轟かせている車が小さく見える。

まもなくトンネルの入り口だが、車種確認の為、少し近づいてみることにした。






トンネル内に、その車の爆音が響き渡っている!


筆者のSLもマフラー音は小さくはないが、その車の爆音でかき消されてしまうくらいの音を響かせている!

音色はフェラーリのような甲高い音色ではなく、重低音の野太い音色だ。




程なくして、爆音の主を確認した。


ASTON MARTIN DB9 だ!

筆者のSLと同じV12エンジン同士だが、DB9には最新の技術が満載されている。

全開時のサウンドもSLが高音になるのに対し、DB9のそれは重低音が響き渡る! いかにも威圧的である!





こちらが近づいたので、
DB9の走り方に明らかな変化が・・・。





アクセルを吹かして、威圧的な爆音を出しながら、前の車を蹴散らしている!






DB9の前方の車が爆音に驚いて左によけた!

右側車線はオールクリアの状態だ!






行けっ! と DB9のケツを少し突っついてみた!







次の瞬間、
DB9は爆音とともに全開!






車の横を通過するときは少し速度を落とすけど、それでも右側は
DB9の爆音でクリア状態が続く。

 





トラックを抜いた直後は、本当にオールクリアな状態がしばらく続いたので全開状態。

DB9の爆音で耳鳴りがしそうだ!

それに、素敵なDB9デカイお尻もたっぷり堪能しながら見せてもらったから、もう充分だ。







SL
のアクセルをさらに踏み込み、徐々差を詰めて行った。

この先は、この速度では左高速コーナーになる。 その手前で道をあけたDB9。










左高速コーナーで、さよなら
DB9。

今度は、SLのジェントルなサウンドとキュートなお尻を眺めてもらおうっと!!







しかし、高速コーナーでは
DB9のヘッドライトがバックミラーから豆粒のようになって行く。

SLのキュートなお尻を見てもらえたかなぁ~!







それでも
DB9の爆音はトンネル内に響き渡っている!

SLが前方を走る車に詰まってくると、爆音が段々と近づいてくる!







DB9は背後に迫ってアクセルを吹かして、SLをあおって来る!

古いR129 SLなんかに負けるわけがない!と再勝負を挑んでいるようだ!

前車が道を開けると、また全開勝負!

瞬間の加速ではDB9の方が若干速いようだが、SLに入れてあるHWAのハイカムのおかげもあってか、SLの方が上の方では伸びていく!







今度は右高速コーナーで、またしても
DB9は豆粒に・・・

エンジンは良いが、コーナーは少し弱いようだ!







トンネル出口が見えてきた。

この後は一車線になるので、お遊びもここでおしまい!

速度を落とす。







DB
9も一車線になる前にSLに追いついたようだ。







2台そろって制限速度を守り、料金所へ。

この間、キュートなSLのお尻をしっかり見てもらえたと思う!

DB9に比べれば小さめだけど、これはこれで素敵でしょ!







料金所をゆっくり通過。








SLは左へ                         DB9は右へ
 






ここで
DB9とはお別れとなった。







相変わらず、爆音を響かせて去っていく
DB9


筆者がASTON MARTINのスタイルの中で一番好きなのは後ろから見た姿だ!

何と言っても、あのデカイお尻が魅力的だ。 フェラーリ等とは違う魅力がある。






25
年前のSLで、ASTON MARTIN DB9 と互角に走れるとは、あらためて、おベンツ様は凄いな~!と

思った日でした。


このSL7.2のエンジンをつくったのは、Roger高橋代表が率いるUBTだ!

現在、SLはロールバーの故障でオープンにならない!

もちろん、横転や転倒した時などの安全装置であるロールバーも作動しない!

この状態での全開は自殺行為だな!  反省!


月末からUBTに少しの間入院だ。

いろいろメンテしてもらいたい部分もあるしね!


筆者は、いろいろな工場を知っているが、工場に入庫後、修理が終わって納車された車を見ると、その工場の車に対する姿勢が良く分かる。


R129 SL にかける愛情と情熱は、Roger高橋氏に勝る人物に会った事がない!

UBTはとても丁寧な作業をする会社だと言うのは間違いない。


筆者のSLも久しぶりにRogerに触ってもらって、喜ぶかもね!





ASTON MARTIN DB9







V
型12気筒

最高出力517PS  最大トルク620Nm

0~100km/h加速は、4.6秒







カーボンセラミックブレーキ







内装も素敵だわん!












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