【SL7.2 vs SL600改  ワインディング編

2018年

SL600改と2台で、某ワインディングを走った!
ここは何度となく訪れて走り慣れている道なので、大体のカーブは何となく記憶している!

SL600改の後期型のADS(アダプティブ・ダンピング・システム)Ⅱは、とても優秀で筆者の12段調整式のショックより優れているらしい!?
筆者もSLの購入当初はADSで走っていたが、究極の領域になると心もとないので、現在のアナログ式の手動調整式に交換している。

乗り心地と何となく速く走れる、と言うだけならADSでも充分かと思うが、BenzCafeでは普通は無い!


ここからは、画像はお互いのドラレコからの画像で説明。
ボンネット上にエアスクープがあるのが筆者の7.2だ。






SL600改のADSシステムと、筆者の7.2の足の違いをコーナリングスピードの違いで見せつけなければならない!
先行しながら、どんどん引き離して行く!




まずは中速コーナーリングからだ。

先行する7.2を追いかける600改!
んっ、600は・・・センターをはみ出しながら・・・走っている・・・ような気がする!?




7.2はセンターをはみ出さずに、キレイに曲がって行く!
600はアウト イン アウトで走っている!




ここは右側通行の国か!!!???




アウト イン アウトで追いかける600改だが、それでも7.2との距離はどんどん広がっていく!




景色も良い! センターラインもない! やはりここは日本ではない?!




もう7.2のルームミラーからはSL600改の姿は見えません!




今度は県道に入って、ワインディングでの足の違いを見てもらおう!
これは先行する、素敵なSL7.2から見た画像だ。




これは追いかけるSL600改から見た画像。
かなりのスピードで、コーナーに入って行く7.2の後姿が美しい!




先行している7.2は、対向車にも注意を払いながら、センターをはみ出さないように、イン イン インで曲がって行く!
それを追いかける600改は、7.2に露払いをしてもらっているので、アウト イン アウトで道幅を思いっきり使っている!




それでも7.2との距離は広がるいっぽうだ!
7.2のワンオフの足は、R129 V12の究極の完成型の足だ!
ま・ち・が・い・な・い!  我ながら、感激!  ここまで投資して来た甲斐があった!




タイトコーナー、S字カーブの連続!
この時は、筆者はブレーキをコーナー途中まで持ち込んで、姿勢をコントロールしている!
ブレーキは、カートを運転している時と同じ左足ブレーキだ!
普段は右足でブレーキを踏んでいるので、最初のうちは左足がブレーキングの感覚を思い出すまで少し手間取ったが、数回踏んでいると思いだして来る!
だが、たまに左足ブレーキを掛けて、左足が鈍感になるのを防ぐように心がけた方が良いと思った!




筆者は対向車に迷惑を掛けないように、イン イン インで曲がっているので、対向車が来たら無線で友人の600改に「今、対向車が行ったよ!」と注意を促す。
だからこそ、600は筆者の7.2の姿が見えなくなっても、安心して道幅を目一杯使って走って来れる!
これは、筆者の無線連絡で事前に対向車が来ているのを分かって、スピードを落として対向車とすれ違っている600の画像だ!





これも同じで、無線の連絡により、安全に対向車とすれ違うSL600改。
途中で、ロールバーが立ち上がったみたいだ!
凄いスピードでコーナーを曲がったものだから、コンピューターが車が転倒したと勘違いして安全装置が作動したのだ!
と言う事は、後輪のどちらか片方が浮き上がるくらいコーナーを攻めたって事になる!
ロールバーの立ち上がる時の音は、私も何度か聞いたことはあるが、好きになれない!
安全装置が働いてロールバーが上がる時は0.3秒くらいで立ち上がる!
この友人、腕は良いが、自慢のADSⅡでも7.2の足には勝てなかったと言う事だ!

友人曰く、「参りました!」

良しよし、これで暫らくは、この友人はおとなしくしている事だろう!  ふっふっふっ・・・。




この日予定していた全ての行程が終了して、今日の宿に到着。
交通量が多く、なかなか右折しにくいが、対向車がパッシングして止まってくれた。 ありがとう。
 



同時にもう一人の友人も到着! W124 AMG6.0だ!
宿主も出てきて迎えてくれた!
 



宿主が、SL7.2のボンネットスクープから出ている熱気を触っている!
本当に効果があるのかを確かめているようだ!
熱かったのだろう! 指をさして、6・0のオーナーと笑っている!
 



どうですか!?  見かけ倒しではないでしょ!
効果は抜群ですよ!
ボンネットスクープを取り付ける前は、ワインディング等をかなりのスピードで10分位走ると、7.2のエンジンから発生する熱量で水温が直ぐに110℃を超えていた!  ペースダウンを余儀なくされたものだ!
だが、エアスクープを付けてからは、ワインディングでも95℃から100℃位で安定しており、高速道では真夏に全開を繰り返しても100℃を超える事は無くなった!




友人のSL600改も宿に到着。
この後、皆で焼肉を食べに行き、宿では夜遅くまで車談義に花が咲いた!
楽しい一日だった!




SL600改の友人は、落ち込んでおとなしくなると思っていたが、それは最初だけで、寝る前にはどうしたら7.2について行けるかを考え始めた!

7.2に完敗して、気持ちが凹んだ後の立ち上がりは、ロールバーの立ち上がり速度なみだ!!!


今は7.2に敗れたことは記憶にないみたいだ!!!



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