【4月6日Midnight Lovers】
4月6日 Midnight Lovers
タッキー・Roger・紅男・maki・TaMaGo・ブラバス・rauru・Mr.T

夜になると、某所レストランに昼間撮影会に参加したメンバーに加えタッキー・maki・TaMa・rauru号が合流し、何時もの如く軽い食事と車談義をしながら時間をつぶした。
レストランからラストオーダーの声がかかり、更に数十分経過、そろそろ第二部の開始時間である。rauru号は独自の第二部を行うらしく、走りには行かない。
どんな第二部かは誰も聞かないが、全員わかっている! 独身は自由で良いなぁ〜(笑)チキショー

その時、もうじき到着予定のブラバス号から緊急連絡が入る!
エンジンが煙を吐いたらしい!場所は車で5〜6分離れたの所に停車したというのだ。
筆者とRoger氏・タッキー氏が救助に駆けつけ、ブラバス号の状態を見るとラジエター液が全て漏れ出している! 緊急に水を入れてみるが全部漏れてしまう! だが、ラジエター部分のホースは問題ないみたいだ。
ブラバス号は数ヶ月前にラジエターの交換をしているので、本体回りには問題は無いはずだ。
ならば、エンジンの下側で手の届かない部分の亀裂なのか!?
いずれにしても、応急手当をしてこれから第二部を走れる状態ではない。
メカタッキーから、「ここで出来る事は無い!」との一言で誰もが納得をして諦めるしかなかった。

残念だが、ブラバス号は本日はここでリタイヤするしか方法は無い。
故障車として路上に放置する訳にはいかない。
筆者のガレージまでの距離は数キロである。 途中、水を足しながらであれば自走可能と判断し、ブラバス号はガレージ行きとなる。

しかし、筆者が感心したのは、Roger号とタッキー号のトランクには緊急用の工具類だけではなく、水まで積んでいる事だ! 常にトラブルに備えているので、これは仲間にとっては心強い味方になる。

タッキー氏は状況を心配している皆の元へ先に戻ってもらい、メンバーを連れて出発してもらう事にした。
Roger氏と共にブラバス号をガレージにしまい、ブラバス氏はRoger号のナビシートに座り、急いで本体に合流する為に東○高速道・横○青○ICへ流れ込む。

昼間はあまり気付かなかったのだが、第二部になるとスピードが上がっている為にRoger号の後ろを走っていて、動きに切れが無い事に気付いた!
動きがマッタリしている! それに、加速もいつものRoger号ではない!

そう言えば、彼は今日、皆に見せようとテスト用に開発したスプリングをトランクに積み込んでいると言っていた!
また、更に工具類の重量がそれに重なり、かなり重いみたいだ!
テスト用のスプリングはまるで電車のバネに使うみたいな太さだった!
なんでも、谷○部で彼の工場で作っている、REVANCE7.3の最高速テスト用に作ったものらしい!
レートは、Roger氏から聞いているが、テストが終わるまでは企業秘密らしいので、ここで書くのはやめておこう。 しかし、物凄いレートだ! 普通の町乗り車にこのレートのスプリングを入れたら、体をおかしくする事であろう!

爆走する事数分、本体に合流しMidnight Loversの開始となった。

○木を超えたあたりから、交通量も少なくなってきて、全員全開モードへ入る。
一列に並んで同一車種が爆走する姿は後方から見ていて、とても綺麗だ!メーターの針は○○0k〜○○0kの間をずーと指している!大○松○の先は二股に分かれているが全車右ルートを通りそれぞれの仕様の限界を確認しながら走行を楽しんでいる。

しかし、2tある車両が300R〜600R等のコーナーを○○0kで駆け抜けて行く様は凄い!
国産スポーツカーで足回りを弄っている車ならわかるが、今、目前を走行している車はBenzの2t級オープンカーである!!

筆者のT号は、タッキー号・紅号と共に先頭を走り、何時ものように無線で会話をしながらの走りを楽しむ。
後方には、maki・Roger・TaMa号が続く。maki号とTaMa号はこのコースをこの時間にこのスピードで走行するのは初めてらしいが、食らい付いて来ているのには驚きだ!
今まで我々と出合う前からそれなりの走りをしていたのであろう事が窺い知れる!

某SAに到着し、しばし休憩を取りここで一時解散となるが全車○浜方面に向けて帰りも全開走行だ!
時間は午前2時の少し前であり、交通量もメッキリ少なくなっている。

帰りは下りなので、スピードが乗り全車レブリミッターに当たりながら走行している! 無線からの声も殆ど無く、皆、真剣に走っているのだなぁ〜と筆者は苦笑してしまった。
maki号から発信される無線もまったく入って来ない!?彼はこんなに無口な筈は無いのだが・・・(笑)

○浜ICまであっと言う間に到着して、インターを下りたが、その直後、maki号からマシンガンのようなトークが飛び出している!
今まで黙っていたのが余程辛かったのであろうか、歌まで歌いだした!

Midnight2時半、深夜のICにmaki節が響き渡っていた!

無線で次回の再開を確認し合いながら、それぞれが満足し楽しみながら無事に帰還したようである。

はてさて、これからLoversはどんなClubになって行くのだろうか!?
筆者の楽しみがまた一つ増えた。

 

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