保険会社の担当者のバカさ加減には呆れるぜ! |
2018年1月
昨年の8月末にW124 300EのヘッドOHをしたのだが、その後、エンジンが不調になり再入院する事になった!
今回の入院先は、ヘッドOHをした工場ではなく、別のBenz専門店にお願いした。
先日、入院先の工場の社長から連絡があり、「バルブガイドが抜けており、オイルがインマニにたっぷりたまっている状態です!」との事!
社長曰く、「30数年、今までに1000機以上のエンジンを直してきたけど、こう言うケースは初めてです!」と言われた!
バルブガイドが抜けるなんて、普通じゃ考えられない!
ヘッドOHをした工場をAとして、今、入院中の工場をBと表現していくことにするが、このAとBの社長同士で話し合ってもらい、どのようなヘッドOHを手掛けたのかを確認してもらう事にした。
しかし、Aの工場ではごく普通のヘッドOHをしただけとの回答で、用を足さない!
結局は、原因究明には至らなかったが、この工場でのOHが原因である事には間違いない。
原因を究明すべく、エンジンをバラして行くと、シリンダーに錆とカビが・・・!!!
おそらくこれが原因で、シリンダーに段付きまで出来てしまっている!
Bの社長から、「このシリンダーブロックはもう使えないので、別の車からブロックを移植するか、もし元のブロックを使用するのであればボーリングして、オーバーサイズピストンを入れるしかないです!」と言われた!
安くすむのは載せ替え。 でもこれだとエンジン番号が変わってしまう!
それは嫌なので、ボアアップを決断した。
Aは生産者賠償責任保険、俗にいうPL保険に入っていたので、この保険の出番となった。
契約者である当事者(加害者)のAからPL保険の申請をしてもらう事になった。
しかし、保険会社から委託されているアジャスターが、とってもバカたれなので中々先に進まない!
更に、保険会社のこの件の担当者は、ウルトラのバカたれで、保険適用外 に持ち込もうとしているようだ!
Aに任せておくと、本当に保険適用外になりそうだ!
Aも何故こうなったかは分からないが、OHが何かしらの原因である事は認めているので、保険が出なかったら、Aに支払わせるだけだが、Aは社長一人で細々と経営している工場。
追い込むのには気が引ける。
仕方がないから、筆者が出て行くしかなくなった!
まずはアジャスターに電話をした。
電話をしたら、このバカたれは、「何のご用で電話をかけてきたのですか!?」とのたまった!
紳士的に話をしようと思っていたが、筆者の頭の中で自制心と言う名のネジが外れた!
「被害者として電話しているに決まってんだろ! 好き好んでお前と話しているんじゃない!」と言ってやった。
5分も話さないうちに、アジャスターからは保険会社にBの工場からの見解をしっかり伝えます、と言う事で落ち着いた。
次はいよいよ、保険会社のウルトラマンバカ太郎と話さなければならない。
数日後、ウルトラマンバカ太郎と話をしたが、この若いバカ太郎が超の付く生意気な鼻たれ小僧で、筆者も久々に本気モードになった!
今回苦労したのは、例えば、車両保険だと、どこがどの様に壊れたのか、それを修理するにはいくらかかるのか?と言う査定になり、ある程度明確な部分があるのだが、PL保険はその類の保険ではなく、賠償責任保険だからだ!
特にエンジンの場合、エンジン修理の何が原因で、他の部分が連鎖的に故障を引き起こしたのかが明確に証明されなければ、保険がおりないと言う少し複雑な問題がある!
因果関係が重要なんだね。
バルブガイドが抜けると言う普通では考えられない事が、OHとどの様な因果関係があるのかを証明する事が難しい点だ。
こいつ、筆者がとっても下手に出ていて、小僧の説明に「なるほど!、なるほど!」と相槌を入れて持ち上げてやったら、筆者が被害者だと言う点を忘れて、自分の説明に酔ってしまっている節がある。
鼻たれ小僧が言っている事も分かるが、ただ、逆を言えば103エンジンでバルブガイドが自然に抜けると言う事例は無いようなので、OHが原因ではないと言う証明も出来ないわけだ!
調子に乗った太郎は、以下の3点の軽口をたたいた!
@今回、腰下までのフルOHだと、Bの工場の見積もりが300Eの現在の車両価格を超えてしまう。
A300Eは、500EやE500のような特別な車ではなく、一般的なベンツである。
Bこの見積り金額なら、別の300Eを購入した方が良い。
と言ってきた!
さすが、ウルトラマンバカ太郎・俗名:鼻たれ小僧。
@とBは、どうぞこの見積金額で、筆者の同じ程度の300Eを見つけて下さいませ!
あっ、それと最近、足回りやブレーキ等、全て総取っ替えしたのと、車内のシートを革張りにしたので、それの移植もお願いね!
Aは、鼻たれ小僧、お前にW124の何が分かる! 乗った事があるのか!?
何年も愛着を持って来た車なのに、被害者の感情を逆なでするような事をお宅の保険会社は平気で言うのか!?
そっちも会話を録音しているかと思うが、こっちも録音させてもらっている!
鼻たれ小僧では、被害者をバカにして話にならん! 総合窓口のお客様センターから、顧問弁護士を通して苦情の申し入れを正式にさせてもらう!
と、多少表現は違うが、急激に筆者の口調が変わった事に現実に戻ったみたいだった!
その後、5分位会話をして、結局、フルOHで決着がついた。
筆者が使っている大手の保険代理店から、この保険会社の事を聞いてみたが、保険の対応は丁寧で結構良いみたいだ!
今までも大きなトラブルはなく、良心的な対応をしているようである!
結局は担当者次第ってところかな。
それにしても、めんどくさい!
ばかやろう! こんな事で筆者をリングに引っ張り上げるな!
シリンダーブロックは載せ替えではなく、ボーリングをしてボアアップで作業をしてもらう。
300Eには、あと10年は元気で走ってもらう。
それまで筆者も元気でいられるように頑張らねば!