2007年4月
ちょこっと北海道まで行ってきた!
夕方に横浜を出発して、青森に着いたのが23時を過ぎた頃だ。
行きの東北道で所々路線の直線状態やカーブが多い危険な区間をチェックし、更に横風多発区間もチェックしておいた!
何の為のチェックかって…、そう、W124 300Eの最高速テストの為である!
だが、これはあくまでも道中の道のりが長いので、退屈しのぎの余興であり、北海道に行く目的は別にあった。 このテストの為だけに北海道まで行く程暇ではない。
非力な300Eでは最高速に達するまでの時間は結構かかると思われる。また、それに伴い全開時間もおのずとながくなる!
W124 300Eのスプリングは、一巻きと1/4をカットしているので、バネレートは上がっている!
ショックは、R129 SL500用を前後に取り付けてある。
タイヤはノーマルホイルと195/70/15の標準仕様である。
筆者はこの組み合わせを結構気に入っている。 コーナーでの適度なロールと路面のギャップを越えた時の納まり具合、そしてノーマル標準仕様のタイヤによって乗り心地も悪くは無い!(とは言っても、多少硬めの足になってはいるが)
青森からフェリーに乗り、函館まで向かう。 フェリーに乗っている時間は約4時間位なのでこの間に多少の睡眠をとり、函館から札幌まで突っ走る!
それにしても、さすが北海道! 道路が広くて直線も長い! 一般道でもついついアクセルを開け気味になってしまう!
道路がデカイので看板広告もデカイ! 中にはこんな損保の看板もあった!
広くて長い道路ではこのくらいしないと目立たないのかもね!
高速道路での標識も北海道らしいよね。
函館から3時間半ほどで札幌に到着するが札幌滞在時間は5時間ほどで、直ぐに帰路につく!
この5時間が筆者には重要な用事だった。その為に遥々札幌まで来たのだ!
話はもどって、さすがにフェリーの中の仮眠だけで最高速チャレンジをする気にはなれず、青森で一泊することにした。
翌朝、八戸道経由にて東北道で家路に向かう。
最高速なんて簡単だ!って思うかもしれないが、SOHCの300Eでは前にも書いたが最高速までの到達時間がかかる。 なんといっても、直線が長く、走行車両が少ないというのが最低条件だ!
欲を言えば横風の影響を受けないトンネルの中がベストだ!
この条件が全て整う状況は何度も訪れないだろう。 チャレンジ回数はそう多くは無い筈だ。
これ以上速度が伸びない状態を確認してから、片手にカメラを構えて構図を考え、数回シャッターを切る! この間数秒かもしれないが、この数秒間、目線をメーターとデジカメに移して周りの車にも気を配らなければならない。 かなり怖い!
で、撮れたた画像がこれだ!(イメージ画像ね!)
下りならコレ(これもイメージ画像!)
この区間は行きにチェックしておいた区間だ! 横風も心配ないし…
所々、こんなのもあった! 速度を守っていてもこの下をくぐるときには何となく緊張してしまう!
とりあえず、一つの達成感を胸に気持ち良く走っていたら、前方に元気が良さそうなランタボを発見した。
ランタボの後ろに追いついたら、一気に加速をし始めた!
200を超えてからだと徐々に追いつくのだが、それまでは一気に離されてしまう!
このランタボには、抜かし抜かされで十数キロ遊んでもらったが、最後は疲れたのであろうか、走行車線に移っていってしまった。
このランタボ、初心者マークを付けていた!(汗;)
次はヤル気をみなぎらせているAMG E55を発見!
この55は普通に速いのだが、ヤル気があっても運転がヘタクソだったのでコーナーで追いついてしまう! また、感も悪そうで、車線変更時のラインの取り方がメチャクチャだ!
「え、 そっちのラインを選ぶの!?!?」っていう具合で、後ろから見ていて冷や冷やしてしまう!
逃げるE55をしばらく追随してコーナーで抜かしたら、もう追いかけては来なかった!
もう少しマシなドライバーが運転していたなら、逆に完全にバカにされて遊ばれただろうけどね。
関東に入ったら、交通量が増えだした。
今度はポルシェがいたので後ろから突っついてみたが、無反応で安全運転に徹していた!
もしかして、300Eだと相手にもしてもらえなかったのか!?
最高速! だからどうだって事もないけど、一応240キロまでメーターはあるので・・・
はたして、どこまで出るのか前々から気になっていただけの事です。(汗;)
ただ、今回改めて感じたのが、16年前の排気量が3Lの車が3日間で約2300キロを何のトラブルも無く、結構過酷な状況でこき使われても、しっかり走破してくれるなんて、やっぱりMercedesは凄い車を造ってるんだな!って感じ入ってしまった。
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