ボルボ編 |
オーリンズ製ショックアブソーバ + H&Rスプリング |
VOLVO用にディーラーからフロント用とリア用のオーリンズ8段減衰力調整式ショックが販売されている事から、それを入れてみたいと以前から思っていた。
今回たまたまオークションにフロントのみではあるが、このショックが出品されていたので落札をして手に入れた。 いっぽう、スプリングの選定については、今回、H&Rを選んでみた。理由は至って簡単で、ショップに既製のバネとしてはレートが高めだと薦められたからだ。にしても、フロント3キロ・リア2.7キロしかないが・・・。 オーバーホールが終わり、いよいよショックの取り付け作業を行う事になったが、自宅ガレージでの作業では一人ではかなり辛いものがあり、紅氏にヘルプを頼んでの作業になった。 ショックその物の取り付けに関しては、Benzと比べると作業時間もそんなにかからないで問題なく取り付ける事は出来たが、ショックの別タンの取り付け場所に苦労してしまった。ディーラーでは、フロントに関しては、ボンネット内のタワーバーに専用ステーで取り付けている。 リアの別単の位置に関しては、トランク内の内張りを外して、その内張り上にステーを噛ませて取り付けてみた。ディーラーではどのように取り付けているかはわからないが、別単のダイヤル操作性を考えるとココしかないように思える。 最初は減衰力をMinに設定して走行してみる。かなり柔らかめである。今までの車高調と比べると、ステアリングを切り込んでもレスポンスが悪く、ワンテンポ遅れた反応を示す。 全体の感想は、町乗りで普通に走るのであれば、ショックの減衰力を調整出来るメリットから、硬過ぎず柔らか過ぎず、町乗りするには満足できるものであった。 やはり、SLのように普段は優しく、しかし攻める時は攻める事が出来る足が欲しくなった。 ショックはOHで減衰力を高めながら、作り上げて行く事が出来るが、スプリングに関しては、既製品のバネレートが高い物があればいいが、ワンオフでの製作が必要になるかもしれない。 |