ボルボ編 |
ipdアンチスウェイバー(強化スタビライザー)装着 |
2009年3月7日 ipdアンチスウェイバーを装着してみた。 以前から気になっていた商品だ。 だが、身近にipdのスタビを取り付けた人もいなくて、インプレを聞くチャンスがなかったので、取り付けには踏み切れなかった。 今回、思い切って取り付けにチャレンジしてみた!
取り付け後、早速テスト走行を兼ねて、第三京浜⇔大黒PA間を走ってフィーリングを確かめてみた。 まずは、走り出して直ぐに感じたのが、全体的に車体がカチッっとして剛性感が高くなった。 また、交差点を右左折するときにステアリングフィールがクイックになった。 一般道では、それくらいしか感じなかったが、高速に乗ると強化スタビの効果が顕著に現れてきた! 100k~130k位のコーナリングでは、狙ったクリッピングポイントへ車のノーズがしっかり向いて、コーナー出口で早めにアクセルを開ける事が出来るようになった! コーナリング中の姿勢も乱れる事がなく、安定した姿勢を保っている。 速度を150k〜180kくらいに上げて、高速コーナーに進入してみる。 ここでも姿勢が乱れる事がなかった!・・・が、しかし・・・ コーナーの途中でバンプしたときだった。 横っ飛びサスケになってしまった!! SLなら、高速コーナリング中のバンプでも、一瞬横に跳ねた後、一発で収束して姿勢を乱すこともないのだが、VOLVOでは二発波が来るような挙動をする! この一発の収束と二発の収束では、車の挙動がまったく違う。 二発目にフロントが50cmは外に出て行く感じがする! これは、狭い首都高などではマジ怖い! もともと、FFはアンダーステアのフィールが強い傾向にあると思うのだが、スタビ交換後はクイックなステアでクリッピングにノーズが向いて行く、この状態でいきなりアウト側に膨らむ挙動はいささか頂けない。 単純なアンダーステアであればアクセルを戻し、車重をフロントに移動してやればフロントのグリップは多少は解消してくるだろうが、どうもそのような状況でも無い様だ。 ためしに、横っ飛びをした後アクセルを更に踏み込んでみると、ノーズがIN側に向かって行く! ちょっと勇気はいるが、だがそれも、この挙動に慣れてくれば何とかなりそうな範囲だと思う。 もっとも、これには、高速コーナリング中でタイヤグリップの限界点に近づいている状況ならではの話であり、一般的にはそんな走り方をする必要は全くない。 普通にスポーツドライビングをする状況下では、充分合格点を付けるに値するであろう。 これは、おそらく、VOLVOの足回りの問題と言うのではなく、Benzに比べてボディー全体の剛性が低いVOLVOの車体の問題だと思う! 総合的には、適度なロールと多少クイックになったステアリングフィールが、筆者のドライビングスタイルにマッチして、かなりいい感じだ! 満足しながら走行していると、途中から飛ばし屋さんのランエボと軽いランデブー走行を行う事になってしまった! 別に筆者はランデブー走行を行いたくは無かったのだが、後ろに張り付かれ、アウト側から 「どうだ!!」と言わんばかりな抜かし方をされると、ついつい気分が高揚してしまい、スイッチが入ってしまう! 悪い癖だ! 反省しなくては・・・。 このランエボ、元気が良い様に感じたが、後ろに張り付いてやると「動きが不安定!」「ブレーキを踏むタイミングが悪い!」そして「遅い!」 なんか腹が立ってきた! 思わず「どけっ!」って心の中で叫んでしまった! 次の瞬間、このへなちょこランエボから小石の銃撃を受けた!! フロントガラス右下に一発!! もらった直後は、アドレナリンが脳を支配していて気付かなかったのだが、ガレージに帰ってからフロントガラスを見てみると・・・ゲゲッ! わ・れ・て・い・る・でぃ・わ・な・い・か! 明日はLoversのツーリングだというのに・・・ こういうのって、一晩ほって置くと、ヒビが勝手に成長している事が良くあるんだよね! 仕方がないので、取り急ぎ、アロンアルファでヒビが成長しないように固めてみた! こんなのでヒビが止まる訳ないよな! と言うのは分かっているのだが、何かやらずにはいられなかった! 画像は一晩たった後の状態だが、ヒビは成長していなかった。 この状態のままLoversツーリングに持ち込んだが、とりあえずヒビはとまっているようだ。
やはり、時々スイッチが入ってしまう筆者の性格が災いしているのか! 懺悔 画像は、一週間後のヒビだ! 3cmくらい成長している! ガラス交換は、あと2cm成長するまで我慢しよう。
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