UBTのショックアブソーバーには、Specα・β・Ωがある。
Specαは主に高速走行時のレーンチェンジ、高速コーナー走行時のしなやかなでかつ、しっかりした足の設定を目指しており、多少固めの設計をされている。
かなり攻め込む走り方をしても、剛性の高さから車重の重い車でも路面に吸い付くような走りを実現してくれる。
βはαよりは低めの減衰力設定をしており、高速道路でも比較的低中速域に主眼をおいた作り込みになっており、マイルドな乗り心地を実現している。
殆どのドライバーは、βで充分満足のいく足を手に入れることが出来るはずだ。
そしてΩは、αとβの減衰力を任意で設定できる調整式のショックアブソーバーだ。
画像は、左からV8純正ショック・SpecΩ・V12純正(ADS)・Specα.β
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Specシリーズと純正ショックのロッドの太さの違いがハッキリ分かる。
更にアッパーのラバーが純正のゴム製に対し、ウレタンブッシュに変更されており、ショックそのものの剛性の高さに加えウレタンブッシュの剛性もプラスされ、ドライバーへ路面からの入力情報を正確に伝えてくれる。
また、Ωは減衰力の調整がこの調整ダイヤルで任意に出来る。
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