ボルボ編 |
車内温度センサー清掃 |
2017年9月
秋の気配が急速に訪れている。
日中は晴れると残暑もあり、まだ暑いが朝晩などはめっきり冷えてくる。
この時期の車内の温度調整は微妙に難しくなる!
エアコンの温度調整は左右で別々に出来るが、左右とも25℃位にすると、運転席側は丁度いいが、なぜか助手席側からは温風が出てきたりする!
どうも車内の温度調整がうまく出来ていない!
そう言えば、もう5年以上車内の温度センサーの掃除をしていない事に気付いた。
早速、温度センサーの掃除をすることにした。
温度センサーは、フロントの左右のアシストグリップの所にある。 たしかV70も同じだったように記憶している。
この小さな穴の奥で小さなファンがクルクル回って、車内の空気を吸い込んで温度を調整している。
まずはアシストグリップを外すのだが、マイナストライバーでコジれば直ぐにボルトカバーは外れる。
この時、コジる場所を間違えないように・・・。 カバーの上側もしくは横側からコジる。
アシストグリップをとめてあるカバーはこの様に開く。 10mmの六角が見える。
10mmを外す。
左右の10mmを外しても、アシストグリップは直ぐにとれないので、両手で一気に引っ張ると「バンッ!」と言うデカイ音が鳴って外れる。
躊躇しないで思いっきり引っ張りましょう!
温度センサーのカバーは手でも簡単にとれる。
サンバイザーも外す。
Bピラーカバーは手で引っ張ると簡単に外すことが出来る!
Bピラーの奥で見える赤いクリップを90度ネジって外す。
クリップはこんな形をしている。
これでAピラーがフリーになるので、取り外すことが出来る。
ルーフライナーをめくると温度センサーが見えた。
ルーフライナーをめくる時は、丁寧にめくろう。 無理やり力任せにめくるとライナーが折れて、跡が付いてしまうので
気を付けた方が良い!
2本のトルクスネジでとまっているので、ルーフライナーの隙間からこれを外す。
ネジを外したら、ルーフライナーから引っ張り出して、緑色のコネクタを抜く。
中をのぞくと、埃が詰まっていた!
外に取り出して、センサーの蓋を開けてみた! 基盤と配線が見える。
更にこの基盤を外して中を掃除しようと思ったが、赤と黒の配線がパンパンなので無理に外すと基盤のハンダが取れそうなので諦めた!
エアーで埃を吹き飛ばすことにした!
エアーで吹くときには、エアーの吹き出し量を調整しないと、センサーを痛める可能性があるので慎重に。
とっても綺麗になりました。
奇麗にしたセンサーをコネクタに繋いで、小さなファンの羽が回るかどうかをエンジンをかけて確かめる。
小さな羽が勢いよく回りだしました! これでOKです。
あとは、逆の手順で戻すだけ。
その前に、せっかくだから汚れていたアシストグリップも綺麗にした。
右半分だけ拭き取って見るとよく分かる! こんなに汚れていたんだと・・・!
Bピラーを戻すときに中をのぞいたら、ここにも埃がたまっていた!
ここも掃除機でほこりを吸い取って、全て元に戻して右側は終了。
左側も同じ手順で進める。 要領がわかれば、反対側は半分の時間で終了できる!
Aピラーは、ハマる所にしかハマってないので、位置を調整しながらパチッと引っ張れば簡単に外れる!!
思ったより簡単に取り外し、取り付けは出来るはずだ!!
左側のセンサーもルーフライナーをめくって取り外してエアーで吹く。
やはり、こちら側のセンサーにも埃が詰まっていた!
良く考えたら、この2本のネジを外せばセンサー内部にアクセスできたと思う!?
掃除後、元に戻すときには必ずコネクタに繋いで、ファンが回っているかどうかの確認が必要!
温度センサーを取り付けてすべて終了!
今回は、センサーの掃除以外に、アシストグリップ・Aピラー・Bピラーの掃除も兼ねたから、2時間ほどかかってしまった
が、温度センサーの掃除だけなら、左右で30分ほどで終了できる簡単な作業だ。
作業終了後、ボルボを運転しながら車内温度をいろいろ変えてみたが、問題なく温度調整が出来ているようだ!