W124 300E編 |
パワーウインドーレギュレーターの交換 (右リア) |
300Eに乗って自宅を出て数分後、右側リアのウインドーが、10センチほどいきなり下がった!?
パワーウインドーのスイッチを触っていないのに、ウインドーガラスが下がるなんて・・・??
何でだろう!?
パワーウインドーのスイッチで上げるを押してみたが、上がらない!
でも、モーター音は聞こえる!
小雨が降っていたので、予定をキャンセルして自宅ガレージに戻って早速点検してみた。
レギュレーターのモーターは動いているので、何かが外れたか!?
下げる方のスイッチを押したら、ウインドーは下がった!
しかし、文字では表現しにくい、とても嫌な音が鳴って、後はもう動かなくなってしまった!
ドアを揺すったら、ウインドーガラスがドアの中でカタカタ鳴っている。
とりあえず、ドアインナーパネルを外してみる事にした。
インナーパネルはフロント側を何度か外しているので、リアも基本は一緒だからどんどん外していく。
スポンジの下に10mmが隠れているので、これも外す。
カーテシーランプも外すのを忘れないように。
ビニールのドアシーリングカバーを破けないように丁寧に剥がすと、全体が見えてきた。
ウインドーガラスが下に落ちていた!
内側に手を入れて、レギュレーターを触ってみたが、ワイヤーが切れているような・・・!?!?
筆者は、レギュレーターの交換をした事が無いので、どこがどうなっているのか、全く分からない!
ただ、問題はレギュレーターにあると言う事だけはわかった。
症状を電話で友人の工場に言って状況を伝えたら、レギュレーターの交換が必要との事!
今日はここまでだ! この状態のままガレージに置いて、ネットでレギュレーターを注文しなくては・・・。
色々調べたが、純正のレギュレーターだと、5万円前後する。
社外品だと1万円程で手に入ると言う事が分かった。
リアに人が乗る事は少ないし、そもそもリアウインドーを開ける事なんてめったにない!
だから、安い社外品でも良いかと思ったが、ネットで社外品の口コミを見たら、半年から1年くらいで壊れたと言う書き込みを何度か目にした!
純正とは造りが全く違うと・・・・!!!
社外品の5倍の値段は仕方ないのかなぁ〜。
やはりここは純正品を買うしかないな!
部品屋に在庫があるようで、注文から3日ほどで送られてきた。
レギュレーターの現物を見ると、ドアの内側にどのように取り付けられているのかが分かった。
レギュレーター本体は〇5本の10mmで取り付けられている。
モーターとカーテシーランプの電源は〇ここから来ている。
早速交換作業にチャレンジ!
10mm5本を外して、電源も外す。
〇カーテシーランプとレギュレーターの電源。
プラス・マイナスを間違えないように写真を撮っておいた。
レギュレーターを取り外して、新旧を比較してみた。
←のワイヤーが外れている。
旧のレギュレーターには〇の部品がない!
無くなった部品はどこに行ったのか!?
ココにあった! ウインドーのレーンに割れてくっついたままだ!
黒いストッパーを外して、横にスライドすれば直ぐに外れた。
上記のレーンに新品のレギュレーターのこの部分をはめて、レギュレーター本体をとめれば良いんだな!
交換の仕方はわかったので、その前にドアの中を掃除しておこう。
どこから入って来たのか分からないが、小さな石がたまっていた!
モーターのギボシ端子も新品に交換しておく。
ギボシ端子を熱収縮チューブで、しっかりと絶縁しておく。
パワーウィンドースイッチをつないで、レギュレーターが作動するかテスト。
問題なく動いたので、〇の部分を7割くらい上げて、ウインドーガラスの下のレーンに取り付けやすくしておいた。
その際、ガラスが落ちてきたら割れてしまうので、テープでガラスを止めてから作業する。
レギュレーターを仮止めして作動テスト。
問題なく作動しているので、本止めして後は逆の手順で元に戻して全ての作業完了。
初めてパワーウィンドーのレギュレーター交換をしたが、要領が分かれば交換作業自体は簡単だった。
壊れたレギュレーターを分解してみる事にした。
画像の部分が破損し、ワイヤーがはずれてウインドーガラスが落ちてしまったんだな!
なるほど!
破損していなかったら、ココにちゃんと付いていて何の問題も無かったのに。
モーターがダメになっていたのなら諦めもつくが、こんな部品だけの破損で、5万円のレギュレーターアッシーの交換になるとは・・・! とても残念な気分だ!
中を開けたら、ワイヤーが絡まっていた。
ワイヤーが外れたときにウインドーのスイッチを押してしまったからだな!
ワイヤーは伸びきっていて、もう使い物にならない。
モーターは使えるので、一応、外して保管しておく事にした。
多分、もう使う事は無いとは思うが・・・・。