W124 300E編

バキュームホース交換
2017年10月

2ヶ月ほど前にエンジンのヘッドオーバーホールを行ったが、アイドリング状態で軽いハンチングが出ている!

以前、バキュームホースのチェックバルブがエンジンの熱で劣化して、そこから2次エアーを吸っていた時に、やはりハンチングを起こしていたので、その部分をテープでグルグル巻きにして応急処置をしていた。

あれから2年、バキュームホースは、ほったらかしにしたままだった!
よって、今回部品を取り寄せて、交換してみた。

ホースは、インマニからブレーキマスターバックまでのびている。





これがチェックバルブだ。
テープでグルグル巻きにして、応急処置をしたままにしていた。





インマニ側。





ブレーキマスターバック側。





作業は簡単。
用意する工具はこれだけ!





マスターバックに入っているホースは直ぐに外れた。
19ミリのナット。 ナットをナメないように上記の一番左側の工具を使用した。





こちらは、インマニ側のナット。
ホースの取り回しや、ナットの付け根部分の位置関係を調整。





位置が決まったので、取り外しにかかるが、エアクリーナーダクトが邪魔なので外すことにした。
 






こちら側も19ミリ。





しかし、エアクリーナーボックスが邪魔なので、これも外すことにした。
 



インマニ側は、上側19ミリと下側17ミリのダブルナットになっている。
ダブルナットと言っても、外すのは19ミリだけで、17ミリは押さえに使用するだけだ。
当初は上側の19ミリだけで外れるかと思ったら、思ったより熱で硬くなっていたので、下側の17ミリを押えに使った。





それでも固くしまっていたので、ラスペネを少し吹き付けて1分後に回したら、直ぐ外れた!





やはり、ホースを外す際に、17ミリ、19ミリをちゃんと使わないと、この細い首を折りかねない!
固い場合は、潤滑剤を使用すると外れやすくなる。





新品のバキュームホースと古いホースを並べてみた。
赤丸部分がチェックバルブだが、ここが熱でダメになって2次エアーを吸ってしまう事が良くある!
古いホースには、応急処置の跡が・・・!





取り外したバキュームホース。





応急処置跡。  2年ぶりにテープを剥がしてみるた。
 




小さなひび割れが沢山ある!
 




交換後、エンジンをかけたらハンチングは止まっていた!

テスト試乗をしてみたが、気のせいかトルクが上がって加速性能が若干良くなったような気がする!


いや、・・・30分ほど乗ったが、間違いなくトルクが太くなった!
停止中のアイドリング状態では、エンジン回転数も安定しており、ビックリする位エンジンが静かになった!
これには、自分でもあまり期待はしていなかっただけに、驚いている!


結構、2次エアー吸ってたのかな!?






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