R129 SL編 |
8Potキャリパーを買ってしまった! |
2007年11月 とうとう買ってしまった!
Loversのメンバーが次々とブレーキを強化していく中で、筆者のT号も今までのF50キャリパー+355ミリローターでは、車重がある分ストッピングパワーで劣ってしまう。
一緒に走っていてパニックブレーキをかける場面があった場合、彼らは止めることが出来てもT号は止まらないと言う事が現実として起き始めている!
このままの状態では、メンバーに迷惑をかけることにもなりかねないので、この度、予てから検討していたbrembo製8Potキャリパー+RDD製の360mmローターへ換装を行った。
本来ならせっかく8Potキャリパーを取り付けるのであれば、ローター径に関しては380mmくらいは欲しかったのだが、18インチホイルでは無理である。
いろいろテストしてみたが、現在のホイルでは360mmが限度だった。
画像は、今まで付けていた355mmローター(左)との比較画像だが、何となく大きくなったような・・・感じが・・・。
これはF50キャリパー(上)と8Potキャリパー(下)のブラケットの比較画像だ。
今回は同時にリアのポルシェボクスターS リア用のbremboキャリパーもキッチリとOHを行った。
取り付け&OH作業は、葬儀屋さんの駐車場を借りて行った!!
・・・う〜〜む、縁起を担ぐわけではないが、あまり絵にならない画像だ!
ローターとパッドにシッカリと熱入れを行って、アタリがついてきた状態でブレーキングのテストを行ってみた。
購入したショップからは、8PotキャリパーはF50キャリパーに比べてブレーキタッチがソフトになると効いていたのだが、予想以上にソフトタッチになっていた。
これはブレーキパッドの特性にも起因するところが多いとは思うのだが・・・
ソフトタッチになったからといって、ブレーキの制動力が悪いわけではない。
ブレーキを踏み始めた時にカチッとしたフィーリングではないのだが、マッタリとしながらではあるが制動力が急激に高まっていくと言った感じだ!
コーナーにブレーキを引きずりながら入っていく場合など、ブレーキコントロール性を求められる場合は、このほうが良いのかもしれない
だが、筆者はもう少しカチッとしたフィーリングを好むので、パッドの選択でこの部分はカバーできるはずだ。
では、気になるブレーキの制動力はどう変化したのかと言うと、通常走行の街中では今までとまったく変わりがない。
高速道路で100kからフルブレーキをかけてみても、大きな差は感じなかった!
200kからフルブレーキとはいかないまでも、7割くらいの踏力でブレーキをかけてみたのだが、この速度域になると少し変化が感じられた!
7割の力でブレーキペダルを踏んでも、F50では8〜9割の力で踏んだ時のような制動力を感じた!
初期のタッチは柔らかいのだが、制動力の立ち上がりが早く、ブレーキパッドがローターに勝手に吸い付いて行くような感じとでも言うか・・・。
しかし、それも8Potキャリパーとパッドの特性の違いが大きく左右しており、以前に比べて確実なストッピングパワーを生み出していると言う結論には至っていない。
まだ、全開域からのテストはしていないのだが、以前との比較を正確に行おうとするならば、パッドも同条件にしなければいけないだろう。
今使っているパッドは8Potについてきたパッドであり、brembo純正仕様のノンアスベストのパッドなので、以前まで使ってきたENDLESS製セラミック・カーボンメタルのパッドを使用して比較すればハッキリと違いが分かる筈だ!
パッド面積にしても、F50キャリパー時の面積に比べて1.5倍くらいのパッド面積を持っており、ローターもRDD製の360ミリローターへ変更されている事だし、以前と比較してもストッピングパワーは間違いなく上がっていると思う!
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