2017年7月
今から10年前に、bremboの8Potキャリパーと360mmRDDブレーキローターの組み合わせを取り付けた。
それまでは、brembo F50キャリパー&355mmローターだったが、上記組み合わせへの交換後のストッピングパワー
に感動を覚えた事を今でも鮮明に思い出す。
現在までの10年間で、このbremboの8Potキャリパーと360mmRDDブレーキローターによって、何度、危険回避の
助けを得たことか!
ブレーキパッドもローターへの攻撃性の高いENDLESS社のCC‐Rgを入れてあるが、RDDローターは筆者の過酷な
使用状況に10年間耐え続けてくれた!
ローターのスリットも消えかかっており、さすがのRDDローターもクラックが至る所で発生してきている!
もう充分働いてくれたので、10年目の節目で交換とあいなった。
RDDローターは、ベルハットに必ず刻印がある。 07K20 と刻印されている。
これは、このローターの製造年月日なのだ! 07は2007年 Kは11月 20は20日。
アルファベットは、Aから始まりLまである。
A→1月、B→2月、C→3月、と言う具合で、このローターは07K20なので、2007年11月20日製造となる。
RDD正規代理店の
コントレイルに連絡を入れて、数度の打ち合わせをおこなった。
結果、ローターの状態や使用状況から考えて、ローター単体だけではなく、ベルハットも10年の歳月で熱による歪みも
考えられることから、今回はベルハットも新調する事にした。
また、現在のローターの厚みは32mmだったが、これを2mm厚くして34mmにした。
オーダーから約一か月程でローターが完成した。 新旧のRDDローター
コントレイルは所沢にあるのだが、わざわざ横浜まで持参して取り付けまで手伝ってくれた!
手伝うって言う表現より、取り付けてくれた、と言う表現があう!
取り外しから取り付けまで、ほとんどやってくれた!
新しいローターは、当たり前だが全てがきれいだ!
17F21 の刻印がある。 製造日が、2017年6月21日と言う証だ。
取り付け完了。
取り付け後、一般道路で50km走行時のローター。 ローターの上下のみしかパッドが当たっていない。
パッドが当たっている所のみ光っており、まだパッドが殆んど当たっていないのがわかる。
土星のリング状になっている。
取り付け後、一般道路と高速道路で、150kmほど走行した後のローター。
リングの輪がだいぶ太くなってきた!
あと100kmほどで、ローターとパッドが全て当たるようになると思う。
その後も引き続き丁寧にローターへの熱入れ(アタリ付け)を行う。
これをしっかりやらないと、最悪の場合、ローターにヒートスポットが出来てしまい、ジャダーの原因になることもある
のでね!