R129 SL編

車載用消火器の取り付け
2017年9月

先日、W124 300E 編で、ATフルードが吹き出して、煙が上がって火災が起きるのではないかと心配したと言う内容を書い
たが、今回、車載用消火器の取り付けを自分で行ってみた。

SLの運転席下には、足元が邪魔にならない様に小型のガス式車載用消火器を取り付けてある。
エンジンからの出火時に粉末式だと、消火後、消火剤の粉末がエンジンの隅々までかかってしまって、後始末が大変な作業
になるため、敢えてガス式を選んでいる。




今回は、助手席下にもう一個消火器を取り付けてみる。
助手席下へ取り付けようと思っている消火器は粉末式なので、W124の煙モクモク事件など、万一の出火時に車外用に
使用する消火器だ。
この消火器の大きさは、2Lのペットボトル位あり、サーキットで公認される位の容量がある。

多少大きめだが、SLの助手席には人を載せる事は滅多にないので、消火能力も十分にあるこの消火器を選んだ。

運転席下の車載用消火器は、修理工場にお願いして取り付けたので、これを参考に自作してみる事にした。

早速、運転席側の消火器を取り外して、取り付けステーをどうしているのか調べてみた。



   



なんだ、簡単な構造だ! これなら自分でも簡単にできる!

用意する物は、鉄板とアルミ板、ボルト&ナット、電動ドリル、金属をカットするサンダー、だ。

工具やボルト類はあるので、部材だけホームセンターで購入して、ステーの製作に取り掛かった。

取り付け位置を確認して、寸法を測りカット、ネジを止めるボルト穴を金属用のドリルで開ける。
採寸を間違えて、部材を少し無駄にしてしまったが、なかなかどうして、我ながら気に入ったものが出来た!

まずは、仮フッティングをしてみた。
 



問題なさそうなので、今度は実際にSLにステーの取り付け作業だ。











ステーのボルトをとめるのに、隙間がなくて指でナットを押えられなくて、ねじ込むのに一苦労したが、何とか完成!







後は運転席下に、先ほど確認のために取り外していた消火器を元に戻して、本日の作業は終了。
 



次回は、W124に車載用消火器を取り付けてみようと思う。






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