R129 SL編 |
ステアリングギアボックス&パワステポンプのオーバーホール |
ステアリングギアボックスからのオイル滲みは2年程前からあったのだが、だんだん酷くなってきたのでオーバーホールをすることにした。
画像では少し分かりにくいが、オイルでベットリだ!
取り外すとギアボックスがオイル塗れになっているのがわかる。
これはオーバーホール後の画像。
塗装も完了して、後は取り付けるだけだ。
ステアリングギアボックスからのエア抜きは、ステアリングを左右にイッパイ何度か切るとエアが抜ける。
エア抜きを完了して、早速試乗。
試乗していると、ステアリングがいきなり重くなった!!
その後数分間は問題なかったのだが、時間がたつとパワステから重ステに変わったりする!!!
これでは恐ろしくて乗れたもんじゃない!
どうもエアを噛んでいる様子だ!
ステアリングギアボックスが新しくなって、古いパワステポンプが耐えられなくなったようだ!
パワステポンプもオーバーホールが必要になってしまった!
出費が痛い! が、仕方ない!
パワステポンプを取り外して分解した画像。
良く見ると、細かい線が沢山入っている!
こんな薄い線でもエアを噛んでしまうらしい!
パワステポンプのオーバーホールも完了して再び試乗。
エア噛みも無くなって、全く問題ない!
これでステアリングギアボックスとパワステポンプのオーバーホールが終了。
でも、この際だからアイドラアームの交換も実施する事にした。
早速、アイドラアームの取り外しにかかる。
V8は、エンジンを少し浮かせないと取り外せないと聞いた事があるが、V12は少し苦労はするが、そのままの状態で作業が出来た。
左2個が古いブッシュ、右2個が新品。
一目瞭然! 古いブッシュは溝も無くなっており、完全に終わっていた!
交換して良かった。
試乗をする前に昔ながらのやり方でアライメント調整を行い、試乗してみた。
ステアリングフィールが抜群に変化しているのを実感!
これなら200km/hでも、片手を離しても問題なく直進出来そうだ!
再度、タコ糸でアライメントの微調整を行って、100キロほど走ってみた。
完璧だ! これでまた楽しく高速巡行やコーナリングを楽しめそうだ!