先日、SL LOVERSのプチオフに参加した時の事だが、この日の集まりはメンバーOnlyではなく、一般参加もOKなオープンな集まりだった。
そこには前期と後期の2台のAMG V8 6.0コンプリートカーが参加していた!
集合場所から、70キロほど離れたお茶会場までプチお茶ツーリングを楽しむことになり、この2台もお茶会まで参加すると言うので皆で軽く走る事になった。
先頭はLoversの紅号、その後ろにV8 6.0AMGコンプリートカーが2台続き、その後ろにV12 AMG 7.2の順番となって走り出す。
湾○線に出て、紅号が徐々にスピードを上げて行き、数秒後にはLovers走行に移っていった。
通常なら、この時点で初参加の車両の殆どは紅号のルームミラーから消えていく筈だが、今回はそうはいかない様だ! 逆に背後にピッタリはりつかれ、煽られるような形になってしまっている! 同じV8でも、やはり6.0とのパワーの違いが歴然としているようだ!
深夜の湾○ではないので、一瞬全開しても直ぐにブレーキを踏まなければならないような状況なので、このような状況下では紅号のフットワークを生かす前に完全にコンプリートカーのパワーに食われてしまっている!
その3台の後ろを走っているV12 AMG 7.2エンジンは、ユックリ観察しながらその状況を眺めている余裕がまだ少しはある。
紅号から無線で先頭走行のチェンジ連絡を受け、今度はV12 AMG 7.2が先頭を走る事になった。
その直後であるが、車線のかなり前方までクリアな状況になったので、120キロくらいからV12エンジンに軽く全開をくれてみた!
この時、筆者の頭の中には、軽い全開でもこの2台のV8 6.0AMGコンプリートカーとの車間が少しは開くだろうとナメテいたのだが、な、なんと離れない!!
180までは、ほぼ互角の加速が続く!
V12の得意としている速度域に入る手前で、残念ながら前方の車に追いついてしまって200オーバーの世界ではどうなるかは試せなかった。
しかし、わずかな時間ではあったが、V8
6.0AMGコンプリートカーの能力を垣間見ることが出来た。
V12に比べ、250sほど軽いV8の運動能力に、このパワーが加わったコンプリートカーの性能は、高次元の走りを生み出すであろう事が窺い知れる。
筆者には手が出ないが、マジで欲しくなる1台だ!
次回、この2台と走る機会があればもう少し長い距離を走りながら、楽しくバトルでもしてみたい!
近々、そのチャンスはあるかもしれない。 その時には、もう少し詳しくV8 6.0AMGコンプリートカーの卓越した性能を紹介出来るだろう!
V12 AMG7.2の500PSオーバーのエンジンをもってしても、もしかしたら喰われてしまうかも…!
ご馳走様と言われないよう祈ろう!
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