【SL7.0 vs SL600改

2018年4月


AMG SL7.0のコンプリートカーとSL600改の挙動の違いが見ていて面白い!
両車共に後期型のADSⅡの足だ。

SL7.0は筆者の7.2とパワー上ではさほど変わりが無いと思う。
いぽうのSL600改は先日筆者の7.2に勝負を挑んできた車だ。

SL7.0 VS SL600改のコーナリングやブレーキのタイミング、また、コーナーからの立ち上がりの違いを両車の後ろからユックリ観察させてもらった。

この両車の見所は、完璧に整備された600改に対し、あまり整備していない7.0が逃げ切れるかと言うところか!






7.0の背後にピッタリ張り付いている600改。
600改は張り付きすぎて、コーナー手前でブレーキング。
あきらかにコーナーへの進入速度が違う!
これはコーナリングスピードが600改の方が上だと言う結果だ。





しかし、コーナーからの立ち上がりでは、やはりパワーに余裕がある7.0に分がある。
特に上りだと7.0が立ち上がりにアクセルを踏み込むと、600改との距離があく。








しかし、下りだと600改の方が安定している。
コーナーリングスピードが600改の方が速いため、ブレーキを余儀なくされる。





しかし、600改は道幅を全部使用している為、7.0に比べて余裕がある!
これだと、本当のコーナースピードは分からない!
7.0は対向車に注意を払いながら走っている為、600改のような車線をいっぱいに使用した走りは出来ない!

ここは600改に今後改善してもらいたい所だ!
そうしないと、先頭を走る機会があった時は、自車の本当のコーナースピードの限界が分からなくなる!




インべたで走る7.0に対し、常にアウト・イン・アウトで走る600改。













コーナーの取り方はさておいて、7.0はリアのロールが大きくて、腰砕けの状態だ!
それに対し、整備されている600改のコーナリング姿勢は安定している。

やはり車はパワーだけでは速く走れない。
パワーに見合う足と、それ以上に止まる事の出来るブレーキ、この三者が揃ってこそ、安全に楽しく車遊が出来る。


その後、、600改はホイールとタイヤを前後245/45R17から前:245/40R18と後:265/35R18に換えたようだ!
タイヤもハイグリップタイプにしたと言っていた!


7.0は既にブレーキは強化されているので、あとはADSⅡのしっかりした整備が必要だと思う。




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