【ベイヒルトン&Midnight】
3月29日 Midnight Lovers NO1
今夜は東京ベイヒルトンに20:00集合となっている。SLの台数は10台ほどになる予定だ。
ヒルトンに向かう途中に紅氏、rauru氏と湾岸線つばさ橋上で合流予定だ。
合流時間を過ぎても紅号、rauru号の姿が見えない。無線には途切れ途切れではあるが、かすかに二人の会話が聞こえる。まだ5〜6キロ後方にいるようだ。
湾岸線もこの時間なので、まだ交通量は多く合流までにはもう少し時間がかかるだろう。
T号を70キロで左車線をゆっくりと走らせて彼らを待つ事にした。湾岸線を70キロで走行するのは何年ぶりだろうか…!
車窓から見える景色がとても新鮮に感じた 。待つ事10分、いきなり紅氏の声がクリアにスピーカーに飛び込んできたと思ったら、10m程後方に現れた!
しかし、紅号の姿しかない。Rauru号をどうやら後方に置き去りにしてきた模様だ!
rauru氏は相変わらず交通安全協会ご推薦走行なんだね。
更に待つ事数分、rauru号がやっと合流した。
彼らは今日、オープンにしてきている。ベイに行って、またなにか企んでいるのだろうか?!

rauru号の到着により通常走行?に戻った筆者は空港中央前のトンネルで全開をした。紅号も全開しているみたいだ!
トンネルの中での全開でエクゾスとノートが響き渡る。
ふと、ルームミラーに目をやると紅号の勇姿と紅氏の顔が良く見える。
その顔は自車のエクゾストノートに酔いしれて、恍惚の表情を浮かべている! 

不気味だ!こっ、怖い〜。

そういう顔の表情は全開の時だけにしてね。連なって走っているので、周りから、仲間と思われちゃうから・・・普通走行でその顔は恥ずかしすぎる・・・。

後で聞いたのだが、オープンにしていたので、トンネルの中では自車のエクゾが良く聞こえて、陶酔してヨダレを垂らしていたと言っていた!やはり、筆者の思っていたとおりだ! 変態だ!

ベイヒルトンに着いたのは20:30を回った頃であろうか。ロビー前の車寄せで、まんぼう氏が待っていてくれて駐車スペースに案内してくれた。
そこにはR号が既に鎮座していた。相変わらず、異様なオーラを放っている!でも、この車、ホテルのロビー前に駐車している姿が妙に似合わないのは何故だろう!

まんぼう氏が予約していてくれたラウンジで待つ事数分後、メンバーが続々と到着してきた。 いつものように車談義に花が咲いている。その後、ロビー前の車寄せに全車を並べて記念撮影だ。皆、撮影好きなんだね。
並べ終わって良く見ると・・・なっ、なんと、皆さんオープンじゃないですかー! ハードのままで来たのはT号とタッキー号だけだった。

でも、やっぱり、SLはオープンが一番似合うね(笑)

時間は、23時を回った頃であろうか、それではそろそろ行きますか!と全車で夜の湾岸線に向かう。
TaMaGo氏のナビさん(彼女)がT号に乗ってみたいと言うので同乗させてのドライブだ。
なんでも、この方は600PSの6F.MTのスープラを持っているそうである。ならば、多少飛ばしても大丈夫かな!?と思い、アクセルを開けていくが、喜んでいる様子だ。今夜のコースは、浦安から・・・でアクアラインの海ほたるPAまでのコースだ。
逆回りを走るのは何年ぶりだろうか。コーナーのRがわからない。GPSがこういう時には役に立つ。コーナーのRをGPS画面で確認しながら、徐々に速度を上げて行く。ナビさんの表情が少し硬くなってきたように思える。話しかけると普通に返答してくるので、どうやら大丈夫そうである。

少し気を使いながら全開走行に移った。先行していた数台のSLを抜かしてアクセルを踏みつづける事数分、後ろにはいつものようにタッキー号しか居なくなってしまった。
タッキー号はロールを繰り返しながら頑張って付いてきている。
全開中、GPSで映し出されるコーナーのRを無線でタッキー号に伝えるが、返答が無い。おそらく、風きり音が凄くこの速度域では無線の声がよく聞こえないのであろう。でも彼の事だから、先行するT号のテールランプの動きでRを読んで速度調整をする事だろうから問題無いはずだ。

夜間の為、タッキー氏の表情を見る事はできないが、おそらく紅氏と同じような変態的な表情を浮かべているに違いない。夜間で良かった!!

後続車と距離が開きすぎて、無線が届かなくなってきたので、タッキー号と共に車速を落として後ろを待つことにした。
後方にSLのヘッドライトが見えて来たので、また全開をくれてやった。
後ろでは、SL軍団のヘッドライトの光が左右に動いているのが見える。

皆、凄いなぁ〜! 今回、我々と初めて一緒に走るSLも3台いる。皆さん、今まで、それぞれのステージでアクセルを踏みつけていたツワモノだったのだなーと筆者は苦笑してしまった。

再確認の意味で、怖がっていないか、ナビさんをチラッと見ると結構平気そうな顔をしている。 その表情を見てホッとしたのも束の間、逆に「メーター上で★00キロ近くまで出てますね!」と平然と言われてしまった!
ヒョエーッ、ギアが無くて、もうこれ以上出せないーー! スープラで★00キロ以上のスピードでも出しているのかー!?この人は…!?
やはり5Fが欲しいとつくづく感じてしまう。

よーし、今度デフを換えて泣かしてやろう!

東関東からアクアラインに入るとそこは東京湾海上に出来た橋なので、横風が結構ある!
注意を払いながら加速して行くが、気が付いたらここでも全開をしてしまった!

海ほたるSAでしばしの休憩をとり、本日のMidnight Loversは終了となった。ここで一応解散という事にし、SAを出発する。 ここから湾岸線に出るまでは、ひたすら真っ直ぐな直線で海底トンネルになっており、横風も心配ない。
しかも、トンネル内は証明が明るく走りやすい。皆、気持ちよさそうに、ここでも床までアクセルを踏んでいた。

深夜の海底トンネル内にSLのエクゾストノートがいつまでも共鳴していた。


Back


Copyright(c) Benz Cafe 2003
All Rights Reserved.