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Profile / 2003-現在/1996-2002 / 1990-1994 / 1985-1988 / 1978-1983 |
【1994年 M−Benz R129
600SL】 私が初めてR129SLを見たのは、渋谷の道玄坂だった。1991年の初夏だったように記憶している。 二人目の子供が誕生した年だ。 ピカピカに磨き上げられたブリリアントシルバーのボディーに、ヨダレを垂らしながら目を丸くしている自分がそこに写っていた! その時に「なんて美しい車なんだ!」と素直に感動したのを今でも覚えている。 それから3年、ついに念願かなってSLを手に入れる事が出来た! 当初、V8の500か、V12の600を購入するか迷っていた。 SLは速い! とんでもなく速い! しかし、国産チューンドカーはもっと速い! ある日、国産チューンドカーが集まっている某クラブの存在を知る。 結果は、巡行が事実である事を身をもって体験してしまった! 相手は足回りから何から、全て作り上げられている国産チューンドカー達だ! こっちは車重も数百キロ重くハンディーもある。 明け方に自宅ガレージにたどり着いた時には生きて帰れた事を神に感謝したのを今も鮮明に覚えている。 その日から我SL(別名:T号)の方向性が走り仕様へと変貌して行く事になる。 単純に走りを重視するなら軽量の外車か或いは国産車であればGTRをチューンした方がよっぽど速く走れるが、それをSLで行う事に意味がある。 現在までにBenzに抜かれた事はなかったが、T号は4速ATの為、5速を持っているBenzには最高速で抜かれてしまう。 1992年型のT号は休むことなく進化を続けていかなければならない! このT号を手放す事は一生無いと思うが、でも、いつかはゆっくり休ませてやりたい。 |
【1991年 スプリンター・カリブ】 子供が2歳になり二人目が生まれ、妻も買い物車が欲しいと言う事だった為、スプリンター・カリブを購入した。 サンダーバードとカリブの2台を所有する事になった。 何故カリブかと言うと、乗用車感覚で乗れる4駆が欲しかったからだ。それと何よりも妻が気に入っていたと言うのが結論だった。 カリブで家族を乗せてイチゴ狩りに行った帰りの出来事だった。 高速道路に乗り本線へ合流して行く。 後ろからW140 S600L V12が追越し車線を猛スピードでぶっ飛んで来て、パッシングの雨を降らせてきた! 家族を乗せているために逃げようと全開を試みるが、悲しいかな!4気筒1600ccのカリブでは12気筒6000ccをチギレル訳も無く、相手に俄然ヤル気を起こさせただけだった! 前に出られて急ブレーキを踏まれたり、ジグザグ運転をしながら幅寄せされたり、5〜6分付きまとわれた! 私は、この日を境にW140が大嫌いになった! W140 V12 S600L ブルブラ ナンバーはヤクザだ! 今でもブルブラのW140を見ると奴を思い出して、飲みかけの缶コーヒーを思わず握り締めてしまう! |
【1990年 フォード・サンダーバードSC】 私にとって初めての外車がこのサンダーバード・スーパークーペだ。 そして、初めてのAT車だ。 サンダーバードは発売以来、この年、1990年で35周年を迎えた。 この年に子供が生まれたので、何より気に入っていたのが、後部の座席シートが大きく、1歳に満たない子供を妻がゆったり座りながらあやす事が出来るスペースがある事だった。 V6・OHV・インタークーラー付スーパーチャージャー・3787cc・210ps・43.5kgmはアメ車らしくトルクを重視した走りになっている。 だが、その決心も長くは続かなかった。 ある日、高速の追い越し車線を走っていたら、後ろからM-Benzがカッ飛んで来た! このサンダーバードは、スーパーチャージャー付きで、トルクもそれなりにあったので★00キロまでは結構速かったのだが、確かにその上の速度域ではモタツキを感じてはいた。 早速、アメ車雑誌を買いあさり、チューニングの準備をしたが、ほとんどチューニングの情報が無い! 足回りについては、一応電子制御になっていて、スポーツモードとノーマルモードがあり、減衰力を任意で変えられる仕組みになっていた。 流石にこれにはショックを隠せなかった…。 |