東北ツーリング5日目 by R129 SL7.2 & R129 SL600改 |
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2018年10月
旅の5日目。
今日の行程は、晴れている奥入瀬渓流を通って、昼食に大間のマグロを食べに行き、薬研温泉郷の広葉樹林の間をオープンで走り、恐山の三途の川で記念撮影をして、今日の宿の星野温泉青森屋までの予定だ。
今日も予定満載だ!
調べると距離的には大したことはない。
しかし、一般道なので時間が読めないので十和田湖の宿を早めにチェックアウトして、奥入瀬渓流を通りながら大間へ向かう。
先ずは晴れた朝の奥入瀬渓流。
昨日に続き途中で記念撮影を行った。
奥入瀬渓流の道はまだ濡れており、昨日と今朝でSLがかなり汚れてしまった。
今回の7泊8日の旅の途中で一回は洗車が必要と思っていたので、大間に向かう前に2台とも洗車することにした。
高圧洗浄で大まかな汚れを落として、後は手洗い。
キレイに拭き上げて完了。
40分ほどロスしてしまったが、とてもキレイになりました。
ソフトトップを乾かすため午前中はこのままで走行し、天気も良いので午後からはオープンで走ろう!
一路、大間を目指す。
昼食は大間のマグロだ。
天気が良く気持ちが良い。
陸奥湾沿いで休憩と記念撮影。
国道279号線の[はまなすベイライン]の駐車場から陸奥湾を眺める。
遠くに、むつ市が見える。
大間まであと55キロ。
時間は正午前。
13時までには着きそうだ。
津軽海峡が見えてきた!
大間までもうすぐだ。
大間の漁村に入った。
漁村の家々が立派だ!
筆者は伊豆の漁村によく行くが、そこの漁村は古い家並みが多く、よっぽど儲かっていないと家を新築できるような漁師は少ない。
漁師にとって一番大切な漁船の整備や修理メンテナンス等にお金がかかり、家は二の次三の次だ。
しかし、大間の漁村は少し違うようだ!
TV等の特番で取り上げられて、大間ブランドとしてのマグロが有名になり、大間のマグロは高値が付くので漁協も漁師も潤っているようだ!
しかし、漁師もマグロが捕れれば潤うが、中には捕れない漁師も多くいるだろうな!
目的の大間の食堂に到着。
時間は13時。 予定通りだ。
なぜココを選んだのか!?
漁師が経営していて、地図で見た名前が「大間んぞく」だからだ! ただそれだけ!
大間のマグロ定食。
そんなに期待はしていなかったが、グルメな友人は・・・一言、不味い!・・・と!
自宅の近所でもっと美味いマグロ定食を出す店はいくらでもある!との事!
美味い物喰い過ぎでしょ!
友人曰く、「脂ののった高値が付きそうなマグロは市場に出し、比較的小型の値が付きにくいマグロを店で出しているのだろう!」・・・と。
それでも観光バスが客を連れてくるので、儲かっているようだ!
大間崎の本島最北端の地で記念撮影。
遠くにうっすらだが北海道が見える!
この後は恐山にある三途の川へ向かう。
晴れた日の海岸線沿いをオープンで走る。
開放感があり、海風が気持ち良い!!
薬研温泉郷を通るルートなので、おそらく紅葉真っ盛りのはずだ!
途中で記念撮影。
SLはやはりオープンが似合う。
せっかくのオープンカーなんだから、紅葉狩りはオープンじゃないとね!
15時に三途の川に着いた。
友人がそう遠くない未来に渡る場所だ!
その後、何かに惹きつけられたように橋を渡り始めた!!
おいおい、まだ早いんじゃないかい!!??
行って(逝って)しまった!!
慌てて三途の川より連れ戻して、薬研温泉郷の紅葉樹林の道へとSLを走らせる。
地元の軽トラが前を走っていたが、この軽トラ、は・や・い!!
動画では見せれないスピード!!
あの細いタイヤで・・・あのカーブを・・・あのスピードで・・・!!
それでも軽トラだから限界はあるが、楽しんでるねぇ~!(^^)v
友人は猟犬と同じで逃げるものを追うくせがあるので、「紅葉を見なさい!」とスピードを落とさせた。(^▽^;)
ココはこの旅一番の紅葉だった! オープンで走りながら見る紅葉は、何とも言えない開放感を味わう事が出来る!
暗いとどうしても画質が悪くなるのが残念。 雰囲気だけでも・・・。
夕方の4時。 日が沈み始めている。
楽しい一日はあっという間に時間が過ぎ去っていく!
今日の宿泊先の星野リゾート青森屋に到着。
時間は17時15分。
筆者のドラレコから写した画像。
友人のドラレコから写した画像。
ムムムッ、解像度が違う! 同じメーカーだが、筆者の旧型に対し友人の新型は暗くてもクリアに写っている!
夕食までは時間があるので、館内探索と露天風呂でゆっくり出来た。
食事は、[みちのく祭りや]で、青森四大祭りとして有名な[青森ねぶた祭り]・[弘前ねぷたまつり]・[八戸三社大祭]
[五所川原立佞武多(たちねぷた)]のショーを見ながらの夕食。
ショーの出演者は全員が社員。
社員の中から、演者を募集して面接を行い練習してステージに上がるらしい!
食事の給仕をしていたのも、この演者達だった!
現在、星野リゾート青森屋として観光温泉を経営しているが、前身は十和田開発(株)が経営していた古牧温泉だった!
社員に聞いたら、当然それは知っていたが、小牧温泉の前身はと聞いたら知らなかった。
元は、十和田観光電鉄が経営していた「サイギョウドウホテル(漢字は忘れた)」だった!
大昔の事なので、知っている社員がいるわけない!
筆者は、その「サイギョウドウホテル」に幼いころ泊まった記憶がある。
普通の寂びれたホテルだった。 数十年前の事だ。
再度、露天風呂に浸かりながら、時の流れの速さを感じた日だった。
さて、明日からは旅の終盤。
宮城県・松島へ向かう。
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